ビューティコラム

夏の紫外線ダメージ、お肌に残したくない!



楽しかった夏休みも終わり、いよいよ9月。
夏の思い出は心に残しても、夏の紫外線ダメージはお肌に残したくないですよね。今回は、夏の終わりに気になるシミついてのお話です。 

夏の紫外線ダメージ、お肌に残したくない!

年々暑くなる日本の夏。地上に降り注ぐ紫外線も、年々強烈になってきています。しっかりUVケアをしていたつもりでも、夏が終わって鏡を見ると、春よりもグッと濃くなっているシミにがっかり…という方も多いのではないでしょうか。
普段どんなにお肌のケアを頑張っていても、たったひとつのシミでぐっと老けてみられてしまうもの。とはいえ、年とともにシミが増えていくのは仕方がない…と諦めてしまっていませんか?
できてしまったシミは、はじめの段階でしっかりケアをすれば、ほとんど目立たなくすることが可能です。シミの原因となる紫外線をたくさん浴びた夏の終わりこそ、シミケアの始め時ですよ!



紫外線の種類

紫外線は光の波長により、長波長紫外線(UVA)、中波長紫外線(UVB)、短波長紫外線(UVC)の3種類に分けられます。このうちUVCはオゾン層に吸収されて地上にはほとんど届かないため、直接お肌に影響があるのはUVAとUVBの2種類となります。

<UVAについて>
UVAは波長が長いので、お肌の奥深くまで届き、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作りだす繊維芽細胞を組織を壊します。その結果、しわやたるみなどのお肌の老化が引き起こされます。

<UVBについて>
UVBは、主にお肌の表皮で吸収されます。UVBは、全紫外線量の5%程度ですが、UVAよりも強いエネルギーを持ち、お肌表面にあるメラニン細胞を活性化させて大量のメラニンを生成します。すると、お肌が焼けて赤くなったり、生成されたメラニンが沈着いてお肌が黒くなったりして、シミやそばかすの原因となります。UVBは、4月ころから徐々に増え始め、5~8月がピークとなるため、夏の終わりにシミが気になり始めるのです。



シミとターンオーバーの関係

夏の終わりにシミが気になり始める原因としては、加齢や紫外線によるターンオーバー(お肌の新陳代謝)の乱れが挙げられます。加齢によって代謝がにぶくなったり、紫外線からお肌を守ろうとして古い角質を溜めこんだりすると、通常であれば垢といっしょに剥がれ落ちていたメラニンがうまく排出されずに、お肌の奥に沈着し、シミの元となってどんどん溜まっていってしまうのです。





 

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