ビューティコラム

「夏バテ」ならぬ「秋バテ」に気をつけて!

朝夕吹く涼しい風に秋の訪れを感じるこの頃。「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」などというように、何をするにもうってつけの季節ですね。
しかし、日中の寒暖差が大きく、季節の変わり目であるこの時期は、体やお肌の調子を崩してしまう方も多いようです。しっかりケアをして、気持ちの良い秋を思い切り満喫しましょう。

「夏バテ」ならぬ「秋バテ」に気をつけて!

今年の夏は例年以上に雨が多く、ジメっとした不快な湿度で、すっかり夏バテしてしまったという方も多いのではないでしょうか。ところが、10月に入って過ごしやすい季節になったのに、夏バテ状態が続き、なんとなく疲れが抜けきらない、体調が良くない…と感じる場合、それは夏バテならぬ「秋バテ」かもしれません。さっそくですが、この夏の間の生活習慣を振り返って、以下の項目で当てはまるものはありませんか?

□ 夏の間は冷房のきいた部屋で過ごすことが多かった
□ 湯船にはつからず、シャワーのみで済ますことが多かった
□ アイスやかき氷など冷たいものを良く食べていた
□ 炭酸飲料やビールなど、冷たい飲み物をよく飲んだ
□ 暑いので運動をほとんどしなかった

3つ以上当てはまり、なおかつ秋になっても体調不良が続いていたら、それは「夏バテ」ならぬ「秋バテ」状態に陥っている可能性があります。



「秋バテ」の原因と対策

夏の間に、冷たいものを摂りすぎる、冷房のきいた部屋で長時間過ごすなどの生活習慣を続けていると、全身が冷えてしまい、体温を調整する自律神経のバランスが崩れてしまいます。この状態に、秋口の急激な気候の変化、朝夕の寒暖の差などが加わることで、体が対応しきれず、蓄積された疲れがどっと出てしまい、体調を崩してしまうのが秋バテです。

また、夏の暑さは、自分が自覚している以上に心にも大きなストレスを与えています。よって、秋バテを防ぎ、改善するためには、夏の間に冷え切った体を温めて、自律神経のバランスを整えること、意識してリラックスした時間を過ごすよう心がけることがポイントです。

入浴の際は、38~40度くらいのゆるめのお湯にゆったりとつかり、ストレッチやマッサージをすると、血流がよくなり体の冷えが改善されて、自律神経のバランスが整います。また、自分の好きな香りの入浴剤を使うと、心もゆったりリラックスできるのでおススメ。

体に負担にならない程度の軽めの運動も効果的です。胃腸の不調が続く人は、毎朝白湯をコップ1杯飲むと、胃腸がじんわり温まって血液の流れが良くなり、不調が改善されます。



季節の変わり目のスキンケア

この時期のお肌は、夏の間に受けた紫外線ダメージが蓄積してシミやくすみ、ごわつきなどのトラブルに見舞われがちです。秋の夜長に、いつもよりも時間をかけて、丁寧にお肌のお手入れをしてみましょう。この時期におすすめなのが、保湿成分がたっぷり入ったオールインワンクリームです。クレンジングと洗顔で、お肌のよごれをしっかり落とした後、お肌に丁寧になじませます。小じわが気になる目元や、ほうれい線が気になる口角には、シワに逆らうように重ね塗りをしてなじませましょう。
お肌の奥までしっかり栄養が届き、翌朝はふっくらハリのある柔らかなお肌が実感できるはずです。


 

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